于雷気功大師が責任指導の、プロを目指す方のための気功塾を開塾しました。

私の職業は気功医師です。
子どもの時から院長の母親と一緒に病室に入ったり診療所に行ったり手術室にも入った

経験がありました。小児科、婦人科にも行きました。そこでたくさんの生死を見てきました。童年時代の私は時々死について考えていました。当然私の心理状態は老人になることや死ぬことで人生が嫌になったわけではありません。逆に生命の有限と不穏性がわかることでいつも情熱を持って生命を大切にして毎日を楽しみに迎えています。
　私はよくこう思います。生命は神様からいただいたプレゼントだと。でも神様はある日ある時そのプレゼントを取り戻すことになります。取り戻し方は静かに、激烈に、苦しく辛い場面もあります。取り戻すことは必然の事です。偉大な人も平凡な人も皆平等です。 日々の暮らしの中で人は死ぬことはとても遥遠で自分とは無関係な感じでいます。特に若者はそうでしょう。実は人は生まれた時にすべての事が確定はしていません。唯一確定しているのは死ぬことです。人は誰でも必ず死ぬという意識を持つことで個々の生命が存在する時間に限りがあることに対しての思考が生まれます。そして偉大で愉快な人生態度とはっきりした人生目標を確立するようになります。平凡、複雑、困難の人生態度を超越して精神世界の充実と昇華の実現が求められます。

私が医学を職業にして約30年になります。以来多くの生、老、病、死を見てきました。時に生命の時間が差し迫ることは驚く程速いです。19才の青年は前日まだカラオケに行っていました。その翌日交通事故で亡くなりました。昨日迄元気に学校に通っていた15才の子は突然に心不全で亡くなりました。
　人生最大の意義は生命に対しての設計企画です。世界中のどんな物でも生命と比べればたいしたものではありません。私は医学の仕事をやっていることにとても幸福な感覚があります。当然この仕事にもたくさんの遺憾があります。病院でたくさんの重病患者にとって良い方法がない時、臨終の時を迎えた時は一番悲しいです。例えばある日30才の末期癌の患者は長期の化学療法の副作用で髪の毛がなくなりました。見た目もおばあさんのようです。枕の隣には病気になる前の写真集が置いてあります。写真の少女は長い足、赤と緑の縞模様のセーターとジーンズ姿がよく似合って活力が溢れています。彼女は私の白衣を引っ張って「先生、私は死にそうですか。」と聞きました。一瞬私は答える事が出来ませんでした。でも彼女の写真から青春の活力が伝わってきて宇宙の奥から神様の声が聞こえました。「大丈夫ですよ。」と神の声をそのまま彼女に伝えました。人間は意念力で不思議な気力を持ちます。生命の渇望と未来を信じることで奇跡は作れます。彼女はその後現代医学の治療の他に気功など伝統医学の治療も受けて奇跡的に健康をとりもどしました。
気は宇宙を構成する元素です。気功の理論は気の運化規律が解れば人の魄は来生まで続いて行きます。それは私が気功医師を選んだ理由です。
　死は生の必然終点です。現代医学は自然の流れの制御には限界があります。医者はいつも病気、死と闘っています。この仕事は偉大で苦しい仕事です。新しい生命を迎える、体の修理と支援、身体の老化、損害の部品交換、体内環境の調整等医者の仕事は簡単な工業工作というわけにはいきません。大量の情熱、技術手段の掌握がなければなりません。しかし5千年の中国伝統医学と比べると心理、情感、審美、文化、環境などの研究は特に人類の主観意識が生命の制御にどう働くかという方面の研究が不足していると思います。特に精神世界の充実は病気から健康を取り戻す事に対しては大きな効果があるはずです。
　病気に対して東西医学連合は生命の延長に一番有効な手段だと思います。気功医師の私は薬と手術の他に患者自身の潜在能力を開発し、ただ治療を受ける受け身にとどまらず気功練功も加えて必ず最大自然寿命の延長と健康を守る事が出来ます。
日本ではいまだ気功についてたくさんの人が理解していません。それはとても残念なことです。生命の基本は気と離れません。もし呼吸の気がなくなったらどうなるでしょう。気は人体の最も基本のエネルギーです。
　私が日本にやってきて24年になります。弟子たちの努力のお陰で気功師が何人も出来ました。とても嬉しいことです。ここで満足に浸らず更にもっと気功を理解する弟子を育てて一緒に限りある生命と闘い、絶望的難病患者に一つの希望の道を作ってあげたいと思っています。これは私の夢です。
気功は生命の認識と旅程改変を可能にし、人生の運命も変える事が出来ます。
孔子は十年に一回人生の企画を作りました。
30は個人事業を立ち上げ、40は迷わず、50は天命を知る、60は華甲重生（華甲は還暦のこと。６０歳でもう１回生まれかわる。）、70は古稀。
　道家気功の先師、老子の教えは0〜20まで勉強自身充実、20〜40創業、40〜60弟子伝授、60過ぎたら弟子たちに任せて好きな事をする。楽しみに人生を作る。
老子の道家思想では人は正確な自然の規律がわかれば長生不死、得道成仙になると言います。生命の本質の認識は今を大事にする事で毎日が充実して楽しくすごせます。そのまま過ごして永生になります。  

日本にやって来て一番大きな夢は気功の専門学校を作ることでした。中国の伝統健康法は日本国民にも役立ちがあるはずです。
　2008年つくば気功大会で私は気功教育と気功大学の役立ちの論文を発表しました。それから5年が経ちました。私は皆さんが行きたい大学を作るには社会各界の理解と支持を  いただかなければ大変時間がかかる事だと思います。必ず基本の説明と理解は国民の皆様の心まで届けなければ大学の夢は無理です。
以上の原因で私は気功塾から始める事を思いつきました。23年の教学実践で気功事業の拡大は必ず後備力の備蓄です。はっきりと言えば気功を学ぶ生徒さんが増える事です。
皆様が気功を長く続けて気功の魅力が分かり、幸せの感覚で練功をする迄になると皆様に気功の専門技術を教えることが可能になってきます。
そして気功技術で収入に繋げる事も出来ます。
練功の目標がはっきりすれば１０倍楽しみに練功出来ると思います。
以上の考えで 2013年７月から気功塾の形で正式に開講致します。
　美容気功は世界中で大人気です。中国そして韓国、日本でとても人気のある分野です。
気功の入門が難しいと思う人がいます。まず皆様の気功の乗り物として誰でも関心がある美容気功法から上達して興味を持ち、更に高いレベルの気功師をめざして下さい。

目標は気功の初級、中級、上級の専業人材を作る事です。初級の技術合格者は自分で気功の店やエステサロンを持つ事が出来るようになります。気功技術を身につけて自分自身と家族友人知り合いの方の健康守りに役立てて下さい。気功は皆さんの健康を守る方法として新しい分野です。源である中国から世界に発信して伝えていきます。気功を知らない人、気功技術をまだ理解していない人は迷いや恐い心理があります。梨の味が解りたければ、まず味みしてください。

于　雷